同性愛事情 2015 in Seattle

Yahoo Japanのニュースを久しぶりにチェックしてみたら、同性愛に関する意識調査がトップニュースの一つになっていました。アンケートの結果は女性の過半数が同性婚に賛成、逆に男性の場合は半数が反対で、(無回答を含めると)反対派の方が多いという結果になっていました。この結果を見て率直に感じたのは「日本では同性愛はまだまだ受け入れられていないんだな」というものです。

こんな言い方をすると、アメリカでは既に同性婚が受け入れられているように聞こえるかもしれませんが、半分正解で半分不正解です。シアトルに限って言えば正解です。これはどういう意味かというと、アメリカは州によってかなり宗教色や価値観が変わってくるので、州によって受け入れられ方は大分違います。ワシントン州に位置するシアトルはリベラル派が多いことでも知られ、また、歴史的背景から人種などの人のバックグラウンドに対する理解も深いです。そのためテキサス州などのコンサバティブな地域に比べると人種差別も”殆ど”ないですね。この”殆ど”という言葉を使ったのにはもちろん理由はありますが、それは近いうちに別の形でお話ししたいと思います。

以上の理由から、シアトルはアメリカでも寛容性の高い都市の一つです。では本題の同性婚はどうかと言うと、ここシアトルでは当然のように受け入れられています。2015年6月26日に連邦最高裁判所が同性婚を認めたことで、アメリカ中でお祭り騒ぎとなりましたが、実はここワシントン州は元々同性婚が合法だった数少ない州の一つでした。そのためシアトルにはキャピトル・ヒルという同性愛者が集うことで有名な街があります。もちろん6月26日の翌日はシアトルでも大規模なパレードが行われ、交通機関が麻痺したことで警察が交通整備する事態にまで発展しました。

ただ、連邦最高裁判所が同性婚を認めたことにより、多くのアメリカ人に受け入れられたかというと実はそうではなく、先に記載したテキサス州などでは未だ根強い反対があります。これは宗教上の問題なので今回はあまり語りませんが、同性愛に関する問題は今後も続いていくと思いますね。

 

 

僕自身は同性愛者ではありませんが、同性婚には賛成です。だって一度きりの人生、自分が本気で好きになった人と一緒にいた方が良いに決まってるじゃないかと考えているからです。今回のトピックは同性婚の是非についてではないので賛成の理由は割愛しますが、彼ら、彼女らが手を繋いで堂々とデートしている様子を見ると凄く幸せそうです。夜のキャピトル・ヒルに行くと、同性同士で手を繋いでデートをしている人はたくさん見れます。シアトルに居ると同性愛者を公言する人は少なくなく、実際僕にもゲイの友達がいますが、とても人柄の良い方です。

誤解を生まないように一応書いておきますが、キャピトル・ヒルは別に同性愛者のための街とかではなく、ダウンタウン・シアトルの中心に位置している普通に綺麗な街です。スターバックスの本社がシアトルにあるということで、一年ほど前に他の店舗よりも本格的なコーヒーが飲める「リザーブ・ロースタリー・アンド・テイスティング・ルーム」のスターバックスがキャピトル・ヒルにオープンしました。他にも美味しいレストランなどがたくさんあり、観光として行くのにオススメのスポットの一つでもあります。

ただ、ここで昔の自分を振り返ってみると、アメリカに留学する前の自分は同性愛者に対して寛容ではなかったと思います。今となってはただの偏見ですが、同性愛者に対して何となく悪い印象を持っていました。では一体何が僕の持っていたイメージを変えたかというと、それはやはりシアトルでの経験です。かなり長くなってしまったので、これについては次回書きたいと思います。

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