なぜアメリカで銃がなくらないのか?アメリカで生活をしてみて感じた銃の必要性

現在カリフォルニア州サンバーナディーノ郡で起こった銃撃事件が日本でも大きなニュースとなっていますね。今回の事件に関して、本日オバマ大統領はテロの関連性も捨てきれないとコメントを出したようです。ただ、アメリカでは今回の事件だけではなく度々銃撃事件が起こっており、その度に銃規制派と銃賛成派が対立しています。

日本人であれば銃のない社会というものが当たり前なので、銃賛成派の考えが分からない方も多いと思います。そこで今回は僕がアメリカに暮らしてみて感じた銃の必要性について少し書いてみたいと思います。

まず、実は僕の住んでいる身近な地域でも銃撃事件が起こりニュースになったことがあります。僕自身も盗難にあったアメリカ人の男性が銃を取り出して強盗に銃を向ける場面に出くわしたり、クラス内で銃弾が発見されたことで大学の授業が休みになったり、銃撃犯が近辺に潜んでいると情報があったからと警察が家に訪問してきたことがありました。

それくらいアメリカでは銃というものは当たり前で、誰が銃を持っているか本当に分からないんですよね。日本人であれば「銃を廃止すればいいじゃないか」と考えるかもしれませんが、既に銃がアメリカ中に広まりすぎてそんなことは不可能です。善良な市民であれば従うとは思いますが、ギャングとかがそんなことするわけないですよね。まず、この考え方がアメリカ人にはあります。

 

 

ではなぜアメリカ人は銃を持とうと考えるのか。それはアメリカならではの事情があります。日本だと警察が街を見回りしたり、至る所に交番がありますよね。でもアメリカだとお金持ちの住む街以外は特に見回りなどありません。せいぜい主要な駅前ぐらいです。そもそも交番なんて見た事ありません。

ではなぜこういった事が起こるのかというと、アメリカは国土が広すぎてとてもじゃないけど警察の人材や予算が足りないのです。そのため、住んでいる地域によっては警察を呼んでから駆けつけるまでに1時間以上かかるケースもあります。そこでアメリカ人がどう考えるかというと、もう分かるとは思いますが、自分の身は自分で守るです。

いざ銃を持った強盗が家に入ってきた時など、警察は頼りになりません。だからこそ、相手を殺してでも自分の身を守れるように銃を持ちたいとアメリカ人は考える訳です。僕自身も凶悪犯が潜伏している可能性があると聞いた時、家の窓などから侵入された場合どうやって身を守ればいいんだろうと考えました。そこでアメリカ人の考え方がよく理解できたわけです。自分の身を守れるのは自分しかいない。所帯を持っている方であれば、いざという時自分しか家族を守れる人がいないわけです。だからこそ、アメリカ人は銃を持ちたいと考えるわけです。

 

 

では、なぜ銃規制派と銃賛成派がいるのか。もちろん利権の関係などドロドロした理由もたくさんありますが、一般の人であれば理由は極めてシンプルです。それはいざという時に銃を持つことができるか否かです。例え銃が規制されようと、ギャングなどであれば様々な方法で銃を手に入れることが可能です。もちろん安易に起こされた銃撃事件などは減るかもしれませんが、銃規制によって懸念されるのは、もし自らが銃を所持できなかった場合、いざ銃を持った人が襲ってきた時に自身の身を守れなくなるということです。

僕もアメリカに来るまで銃の必要性を理解できませんでしたが、今ならば分かります。身近に危険が潜んでいるからこそ、自らの身を守る手段が欲しくなってしまうんですね。銃規制派と銃賛成派のどちらにも相応の理由があり、アメリカでは今後も銃規制の問題は続いていくと思います。銃の危険性が殆どない日本に住んでいると理解しづらいですが、アメリカもナイーブな問題をたくさん抱えているのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です